「黒球付熱中症計(屋外・屋内切替付き)」をリニューアル
株式会社ヒロモリ(本社:東京都港区、代表取締役:近藤彰彦、以下「ヒロモリ」)と一般財団法人 日本気象協会 (本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)は、日本気象協会が監修し、ヒロモリが販売する黒球付熱中症計の仕様変更についてお知らせします。
対象商品:携帯型黒球付熱中症計
黒球付熱中症計(屋外・屋内切替付き)
変更内容:「屋内⇔屋外」の切替スイッチに「日射なし⇔日射あり」の表示を追加
携帯型黒球付熱中症計 イメージ
黒球付熱中症計(屋外・屋内切替付き)イメージ
※従来の切替表示は、浮彫で表記
変更理由:一般財団法人 日本規格協会が定める、労働における暑熱環境を評価するWBGT(JIS Z 8504:2021[ISO 7243:2017]熱環境の人間工学-WBGT[湿球黒球温度]指数を用いた熱ストレス評価、以下「本件JIS規格」)が2021年3月22日に改定されたのに対応するため
変更品の出荷時期:2021年4月出荷分より、順次変更いたしております
本件JIS規格改定において、気温・湿球温度・黒球温度から算出されるWBGT算出式そのものは変更されておりませんが、従来の「屋外・屋内」の区分けが「日射あり・なし」に変更となります。
これまでに販売している黒球付熱中症計は、「屋外⇔屋内」のみの表記になっておりますが、「屋外」を「日射あり」、「屋内」を「日射なし」にそれぞれ読み替えることで、引き続きご使用いただけます。
なお、本JIS規格の改定による「熱中症情報」や「WBGT指数」などの日本気象協会配信情報への影響はありません。
◆労働における暑熱環境を評価するWBGT(JIS Z 8504:2021(ISO 7243:2017)熱環境の人間工学-WBGT(湿球黒球温度)指数を用いた熱ストレス評価)の詳細
JIS Z8504ならびに,対応国際規格である ISO 7243はWBGTを用いた労働環境の熱ストレス評価を対象とした規格となります。
今回のJIS Z8504の改定は、2017年に実施された対応国際規格(ISO 7243)の改定に対応したもので,先に挙げたWBGTの算出式の区分けの変更に加えて,1)作業強度によるWBGT基準値表の一部変更,2)衣服の種類による補正の新設,等があります。
一般財団法人 日本規格協会 https://webdesk.jsa.or.jp/
◆黒球付熱中症計(屋外・屋内切替付き)