「黒球付熱中症計(屋外・屋内切替付き)」をリニューアル
株式会社ヒロモリ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:近藤彰彦、以下ヒロモリ)は、黒球付の屋内/屋外に設置できる熱中症計『黒球付熱中症計 (屋外・屋内切替付き)』をJIS B 7922に準拠するようリニューアルし、今夏 新発売しました。本製品は一般財団法人日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:石川裕己、以下 日本気象協会)の監修によるものです。
近年の猛暑から身を守るためには、個人だけでなく、各種イベント・部活動・建設現場といった多くの人が集まる場面においても、熱中症のリスクを客観的に把握して熱中症対策することが必要です。そのような場面で活用するには、「誰にとってもわかりやすいこと」、「屋内や屋外などの場面を選ばずに使用できること」、「手軽に使えること」、が求められます。
本商品は、ヒロモリと日本気象協会が協同で開発。熱中症予防のための指標となるWBGT(湿球黒球温度)※に基づき、熱中症の危険性を5段階のLEDライトで分かりやすくお知らせる設置型の熱中症計です。
これまでの商品と大きく異なる特徴として、大型画面表示により遠くからでも確認することができる、水平面に置くだけでなくカラーコーンや鉄筋などへの設置ができる、電池式なので電源を確保しなくても使用できる、など、今まで以上に場所を選ばずにご活用いただけます。
※WBGT(湿球黒球温度)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。WBGTは人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ) 、 ③気温の3つを取り入れた指標です。暑さ指数と表現されることもあり、公式スポーツイベントの開催条件や必要な暑熱対策の検討にも用いられています。